デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百舌鳥長兄」の解説 百舌鳥長兄 もずの-ながえ ?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏。「日本書紀」によれば,大化(たいか)元年(645)国司の紀麻利耆拕(きの-まりきた)に属し東国に赴任。翌年の東国国司たちの施政に関する裁定で,麻利耆拕らとともに違法行為があったとして罪があるとされたが,大赦でゆるされた。斉明天皇5年(659)河内(かわち)(大阪府)西琳寺に阿弥陀(あみだ)三尊像を造立した土師(はじの)長兄と同一人ともされる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例