紀麻利耆拕(読み)きの まりきた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀麻利耆拕」の解説

紀麻利耆拕 きの-まりきた

?-? 飛鳥(あすか)時代官吏
大化(たいか)元年(645)東国国司として毛野(けのの)国に赴任したとおもわれる。「日本書紀」によると,任地部下とともに公私のものをうばうなど六つの不正をはたらいたと朝集使から孝徳天皇に報告されたが,大赦令によってゆるされたという。名は乎麻呂岐太(おまろきた)とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む