百鳥(読み)モモトリ

デジタル大辞泉 「百鳥」の意味・読み・例文・類語

もも‐とり【百鳥】

多くの鳥。種々の鳥。
遠近おちこちに唄う―の声が」〈木下尚江良人の自白

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精選版 日本国語大辞典 「百鳥」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ちょう‥テウ【百鳥】

  1. 〘 名詞 〙 多くの鳥。いろいろの鳥。百千鳥(ももちどり)
    1. [初出の実例]「百鳥花を啣(ふく)み瑞霊天に現す」(出典雑談集(1305)八)
    2. [その他の文献]〔呉越春秋‐越王無余外伝〕

もも‐とり【百鳥】

  1. 〘 名詞 〙 たくさんの鳥。いろいろの種類の鳥。ももちどり。
    1. [初出の実例]「梅の花今盛りなり毛々等利(モモトリ)の声の恋ほしき春来たるらし」(出典:万葉集(8C後)五・八三四)

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