皇后旗(読み)コウゴウキ

デジタル大辞泉 「皇后旗」の意味・読み・例文・類語

こうごう‐き〔クワウゴウ‐〕【皇后旗】

皇后外出のとき、掲げた旗。紅色の地に金色菊花を表したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皇后旗」の意味・読み・例文・類語

こうごう‐きクヮウゴウ‥【皇后旗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 皇后の標章として、行啓の時などに用いられる旗。地色は紅色で金色の菊花を描く。
    1. [初出の実例]「天皇旗皇后旗皇太子旗親王旗左の通り制定す」(出典:宮内省達第一七号‐明治二二年(1889)九月三〇日)
  3. 旧海軍旗章の一つ。皇后など三后が海軍官庁または艦船臨御の時に掲げる旗。〔海軍旗章条例(明治三〇年)(1897)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android