皇室制度改革

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皇室制度改革

2005年に小泉純一郎政権は女性・女系天皇を容認する皇室典範改正に動いた。だが、06年に秋篠宮家の長男悠仁さまが誕生し、棚上げとなった。12年、野田佳彦政権で「女性宮家」創設が検討された。上皇さまの退位の際、国会は特例法の付帯決議で、安定的な皇位継承の確保などについて政府に速やかな検討と報告を求めた。政府の有識者会議は21年12月、皇位継承策を先送りにし、皇族数確保策を軸とする報告書をまとめた。①女性皇族が結婚後も皇室に残る②旧宮家の男性子孫を養子にする―の2案で、22年1月に国会へ提出され、各党での議論が始まった。

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