皓歯(読み)コウシ

デジタル大辞泉 「皓歯」の意味・読み・例文・類語

こう‐し〔カウ‐〕【×皓歯】

白くきれいな歯。多く明眸めいぼう皓歯」の形で、美人形容に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「皓歯」の意味・読み・例文・類語

こう‐しカウ‥【皓歯・皎歯】

  1. 〘 名詞 〙 白くきれいな歯。美人の形容にいう。→明眸皓歯(めいぼうこうし)
    1. [初出の実例]「伝陌朱唇韻遏雲皓歯吟」(出典洒落本・繁千話(1790))
    2. 「皎歯(カウシ)固く鎖さして」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六三)
    3. [その他の文献]〔史記‐司馬相如・上林賦〕

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普及版 字通 「皓歯」の読み・字形・画数・意味

【皓歯】こう(かう)し

白く美しい歯。唐・杜甫〔江頭に哀しむ〕詩 齒、今何(いづく)にか在る 血汚れて、魂歸ることを得ず 渭は東し、劍閣は深し 去彼此、息無し

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