皓歯(読み)コウシ

精選版 日本国語大辞典 「皓歯」の意味・読み・例文・類語

こう‐しカウ‥【皓歯・皎歯】

  1. 〘 名詞 〙 白くきれいな歯。美人の形容にいう。→明眸皓歯(めいぼうこうし)
    1. [初出の実例]「伝陌朱唇韻遏雲皓歯吟」(出典洒落本・繁千話(1790))
    2. 「皎歯(カウシ)固く鎖さして」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六三)
    3. [その他の文献]〔史記‐司馬相如・上林賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「皓歯」の読み・字形・画数・意味

【皓歯】こう(かう)し

白く美しい歯。唐・杜甫〔江頭に哀しむ〕詩 齒、今何(いづく)にか在る 血汚れて、魂歸ることを得ず 渭は東し、劍閣は深し 去彼此、息無し

字通「皓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む