精選版 日本国語大辞典 「盤根」の意味・読み・例文・類語 ばん‐こん【盤根】 〘 名詞 〙① わだかまった根。[初出の実例]「盤根は纔かに臥龍の文を点ず〈兼明親王〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)[その他の文献]〔杜甫‐冬日洛城北謁玄元皇帝廟〕② =ばんこんさくせつ(盤根錯節)②[初出の実例]「予め維新の進途に横る盤根錯条を想知し」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩政党) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「盤根」の読み・字形・画数・意味 【盤根】ばんこん 入りくんだ根。困難。〔文心雕竜、総術〕夫(そ)れ盤根を截(き)らずんば、以て利を驗する無く、奧を剖(ひら)かずんば、以て才を辨(わか)つ無し。字通「盤」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
盆栽用語集 「盤根」の解説 盤根 雑木、特にもみじやぶな、姫しゃらなど根張りを見所とする樹種において、上根が癒着してひとかたまりになった状態を盤と言い、その根を盤根と呼ぶ。 出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報