目っ張りこ(読み)めっぱりこ

精選版 日本国語大辞典 「目っ張りこ」の意味・読み・例文・類語

めっぱり‐こ【目張こ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「こ」は接尾語 ) 目を大きくあけて相手を見張ること。また転じて、衆人環視もとで事を行なうこと。公正に事を運ぶこと。また、そのさま。めっぱりっこ。めっぱりこう。
    1. [初出の実例]「百敷や雛の妹背の目張向(メッハリコ)〈聊和〉 猪首に入て下雞の勝〈艷士〉」(出典俳諧・伊達衣(1699)下)
    2. 「今に殿様がお帰りの上で目張(メッパ)りこで皆なの物を撿(あらた)めなければ」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む