精選版 日本国語大辞典 「目暗し」の意味・読み・例文・類語 め【目】 暗(くら)し ① 目が悪くて物がよく見えない。老眼、また、近眼などで物がはっきり見えない。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕② 目の前が暗くなる。目がくらむ。[初出の実例]「馬に振れけるに依て、目昏(めクラ)く肝消て」(出典:太平記(14C後)一六)③ 物事を正しく判断する能力がない。[初出の実例]「君も御眼くらくて、博覧の忠臣をば黜(しりぞ)けさせ給ふ世なり」(出典:読本・春雨物語(1808)海賊) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例