相対論的粒子(読み)そうたいろんてきりゅうし(その他表記)relativistic particle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相対論的粒子」の意味・わかりやすい解説

相対論的粒子
そうたいろんてきりゅうし
relativistic particle

光速度に近い速さで運動している粒子。このような高速粒子の運動はニュートン力学ではもはや記述できず,相対論的力学に従う。相対論的粒子では,その質量静止質量に比べ著しく増大し,また時計の遅れにより粒子の寿命が長くなるなど,いわゆる相対論的効果が顕著になる。高速で地球に入射する宇宙線は相対論的粒子の一例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 力学 時計 効果

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む