相対論的粒子(読み)そうたいろんてきりゅうし(その他表記)relativistic particle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相対論的粒子」の意味・わかりやすい解説

相対論的粒子
そうたいろんてきりゅうし
relativistic particle

光速度に近い速さで運動している粒子。このような高速粒子の運動はニュートン力学ではもはや記述できず,相対論的力学に従う。相対論的粒子では,その質量静止質量に比べ著しく増大し,また時計の遅れにより粒子の寿命が長くなるなど,いわゆる相対論的効果が顕著になる。高速で地球に入射する宇宙線は相対論的粒子の一例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 力学 時計 効果

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む