コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

相対論的力学 そうたいろんてきりきがく relativistic mechanics

3件 の用語解説(相対論的力学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

相対論的力学
そうたいろんてきりきがく
relativistic mechanics

光速度に近い速度で動く物体の運動に適用される力学。たとえばシンクロトロンのような粒子加速器内での電子や陽子の運動は相対論的な古典力学で論じられる。また微視的世界でも,分子や原子または原子核のα崩壊などは通常の量子力学で論じられるが,β崩壊や素粒子相対論的量子力学で論じられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

そうたいろんてき‐りきがく〔サウタイロンテキ‐〕【相対論的力学】

アインシュタイン相対性理論の基本要求をみたす力学。ニュートン力学を四次元時空に拡張したもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

相対論的力学
そうたいろんてきりきがく
relativistic mechanics

ニュートン力学に対して、相対性理論にあうように四次元時空に拡張された力学。特殊相対性理論では、ミンコフスキー空間ミンコフスキーの時空世界)で表現される、固有時(τ(タウ):考えている物体といっしょに運動している座標系で観測する時間)と位置座標系(x,y,z)の組である四元ベクトル(cτ,x,y,z)をもとに、四元力と四元運動量を固有時で微分することにより、ニュートン力学に対応する運動方程式を表す。質量とエネルギーの関係Emc2Eはエネルギー、mは質量、cは光速度)も、この運動方程式の時間成分として表現される。また、ニュートン力学とは別物と考えられた電磁気の基本方程式であるマクスウェル方程式がローレンツ変換に不変であることから、上記の力学における四元ベクトルと同等な四元電磁ポテンシャルを用いてマクスウェル方程式を表現できる。そのことから、力学と電磁気学を統一的に理解することができるようになった。[山本将史]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

相対論的力学の関連キーワード脱出速度等速円運動等速度運動ニュートンの抵抗法則加速度運動速度ベクトル超光速運動速度合成の法則(力学)フィッツジェラルド‐ローレンツ短縮ローレンツの収縮