相店(読み)アイダナ

デジタル大辞泉 「相店」の意味・読み・例文・類語

あい‐だな〔あひ‐〕【相店】

相借家あいじゃくや」に同じ。
「我ら―の指物さしもの細工いたされ候人にて」〈浮・文反古・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「相店」の意味・読み・例文・類語

あい‐だなあひ‥【相店】

  1. 〘 名詞 〙 同じ棟の中にともに借家すること。また、その借家人相借家(あいじゃくや)相長屋(あいながや)
    1. [初出の実例]「念仏講も欠てゆく月〈雪柴〉 相店の人の世中すゑの露〈卜尺〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)上)
    2. 「相店(アイタナ)八兵衛欠落(かけおち)して行衛しれず」(出典咄本・鹿の子餠(1772)俄道心)

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