相店(読み)アイダナ

デジタル大辞泉 「相店」の意味・読み・例文・類語

あい‐だな〔あひ‐〕【相店】

相借家あいじゃくや」に同じ。
「我ら―の指物さしもの細工いたされ候人にて」〈浮・文反古・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相店」の意味・読み・例文・類語

あい‐だな あひ‥【相店】

〘名〙 同じ棟の中にともに借家すること。また、その借家人相借家(あいじゃくや)相長屋(あいながや)
※俳諧・談林十百韻(1675)上「念仏講も欠てゆく月〈雪柴〉 相店の人の世中すゑの露〈卜尺〉」
咄本・鹿の子餠(1772)俄道心「相店(アイタナ)八兵衛欠落(かけおち)して行衛しれず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android