最新 地学事典 「相当温位」の解説
そうとうおんい
相当温位
equivalent potential temperature
湿潤大気の塊を偽断熱的に(水蒸気が凝結したら液体の水をすみやか除去しながら)減圧し,水蒸気が十分になくなった後に,断熱的に基準気圧にしたときの温度。偽断熱変化を考えるため,偽相当温位ということもある。空気が含む水蒸気による潜熱を考慮した大気の内部エネルギーの指標となり,相当温位が保存する断熱過程だけでなく,水蒸気が凝結する偽断熱過程でも保存される。
執筆者:伊賀 啓太
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

