デジタル大辞泉 「相済む」の意味・読み・例文・類語 あい‐す・む〔あひ‐〕【相済む】 [動マ五(四)]《「すむ」の改まった言い方》1 物事が終わる。かたがつく。「式は滞りなく―・みました」2 義理や義務が果たせる。多く打消しの形で謝罪や感謝の意を表す。「これでは、私の気持ちが―・みません」「―・みません。本日はこれで閉店です」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「相済む」の意味・読み・例文・類語 あい‐す・むあひ‥【相済】 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 ( 「あい」は接頭語。「すむ」の改まった言い方 )① 物事が終わる。きまりがつく。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕[初出の実例]「おぼしめすままにあひすんで御ざる程に」(出典:虎明本狂言・雁盗人(室町末‐近世初))② ( 多く打消の形をとって、謝罪の意を表わすのに用いる ) 義務や義理が果たせる。申し訳が立つ。[初出の実例]「旦那様、誠に相済みません」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例