相賀八幡神社(読み)おうがはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「相賀八幡神社」の解説

相賀八幡神社
おうがはちまんじんじや

[現在地名]橋本市胡麻生

胡麻生ごもうの中央丘陵地にあり、祭神誉田別ほんだわけ尊・足仲彦たらしなかつひこ尊・気長足姫おきながたらしひめ尊。旧郷社。「続風土記」に胡麻生村・橋谷はしたに(現橋本市)など一一村の氏神とあり、「紀伊国神名帳」の天手力雄気長足魂住吉神に比定する。天正九年(一五八一)高野山衆徒により焼払われた後再建されたと伝える。流造・檜皮葺の社殿近世造営であるが、正平二一年(一三六六)刻銘の鳥居板額、紺紙金泥法華経八巻、文亀二年(一五〇二)・永禄一二年(一五六九)祭文、元禄一六年(一七〇三)の手水鉢などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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