県犬養大伴(読み)あがたのいぬかいの おおとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「県犬養大伴」の解説

県犬養大伴 あがたのいぬかいの-おおとも

?-701 飛鳥(あすか)時代官吏
壬申(じんしん)の乱(672)のとき大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)にしたがい東国にいき,功をたてる。文武天皇5年1月29日死去。正広参の位を追贈された。名は大侶ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「県犬養大伴」の解説

県犬養大伴

没年:大宝1.7.29(701.9.6)
生年:生年不詳
7世紀後半の官人。名は大侶とも記す。壬申の乱(672)に舎人として初めから大海人皇子(のちの天武天皇)に従った。その功で功封100戸を与えられ,死没時には直大参,正広参を追贈された。

(今泉隆雄)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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