真仏寺(読み)しんぶつじ

日本歴史地名大系 「真仏寺」の解説

真仏寺
しんぶつじ

[現在地名]水戸市飯富町

国道一二三号の南の高台に位置する。広林山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来

この地には平安時代に蓮華皇れんげこう院と称する天台宗の寺院があったと伝えられる。寺伝によると、この地の領主北条平太郎の招きで建保六年(一二一八)親鸞が説法所を開き、平太郎は出家ののち真仏と法名を名乗り、元仁元年(一二二四)当寺を開基したというが、その由緒についてはなお研究の余地がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android