真如の月(読み)シンニョノツキ

大辞林 第三版の解説

しんにょのつき【真如の月】

〘仏〙 真如が一切の迷いを破ることを月が闇を照らすのにたとえた言葉。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しんにょ【真如】 の=月(つき)[=月影(つきかげ)

明月の光が闇を照らすように、真理が人の迷妄を破ること。煩悩が解け去って、あらわれてくる心の本体を月にたとえた語。転じて、一片の雲もない明月。《季・秋》
※曾我物語(南北朝頃)八「後には、高山峨々とつらなりて、しんにょの月かげをやどす」
御伽草子・小町草紙(室町末)「女は罪深くして業障の雲あつくしんにょの月も晴れやらず」

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