真崎古墳群(読み)まさきこふんぐん

日本歴史地名大系 「真崎古墳群」の解説

真崎古墳群
まさきこふんぐん

[現在地名]東海村村松 真崎

阿漕あこぎヶ浦の西の台地上の最北端に権現山ごんげんやま古墳、その南に一一基の円墳群がある。発掘された古墳は第一〇号古墳のみで、第六号古墳が建設工事により破壊され、他は現存する。

権現山古墳全長八〇メートル、前方部の幅二七メートル・高さ三・五メートル、後円部径四〇メートル・高さ七メートルの前方後円墳で、墳丘は前方部を南西に向け、前方部の著しく低く長い前期的形式の古墳。未発掘だが、約四〇年前に道路工事で後円部の一部が削られた際、多数の円筒埴輪が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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