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真床追衾 まとこおうふすま

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大辞林 第三版の解説

まとこおうふすま【真床追衾】

〔「まとこ」は床の美称、「おう」は「おおう(覆)」の転〕
床をおおう夜具。日本書紀の天孫降臨神話や海幸山幸神話などで、誕生した皇子を包む具とされ、天皇の即位儀礼における衾との関連が指摘されている。

出典|三省堂
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百科事典マイペディアの解説

真床追衾【まとこおうふすま】

日本書紀》では天孫降臨の時,高皇産霊(たかみむすひ)尊瓊瓊杵(ににぎ)尊を覆って降ろした衾。真床覆衾とも記す。山幸彦が海宮に行ったとき座したのも,また豊玉姫が皇孫を産んだとき生児を包んだのも真床覆衾で,天津神の直系であることを象徴するものとされる。

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世界大百科事典内の真床追衾の言及

【天皇】より

…日本国憲法に定める日本国および日本国民統合の象徴。
〔天皇の歴史〕

【前近代の天皇】

[オオキミとスメラミコト]
 〈天皇〉は〈オオキミ〉とも〈スメラミコト〉とも呼ばれた。しかしこの二つの日本語は決して同義ではなく,むしろ両者の質の違い,それぞれの用いられる次元の相違に注目することが,〈天皇〉の歴史性に近づいてゆくための一項目となろう。まずオオキミは〈大いなる君〉の意で,キミはまた〈カミ=上〉と通ずる古来の日常的尊称であった。…

【瓊瓊杵尊】より

…ニニギが降臨することになったのは,王たる者は新たに生まれる者でなくてはならないという観念の表れであった。このことと関連するのが《日本書紀》本文にある,高皇産霊(たかみむすひ)尊がニニギを真床追衾(まどこおうふすま)なるもので覆って天降らせたという記述である。真床追衾は大嘗祭(だいじようさい)の儀式で天皇がふす衾と関係する。…

※「真床追衾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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