矢土勝之(読み)ヤヅチ カツユキ

20世紀日本人名事典 「矢土勝之」の解説

矢土 勝之
ヤヅチ カツユキ

明治・大正期の詩人,政治家 衆院議員(自由党)。



生年
嘉永2年3月7日(1849年)

没年
大正9(1920)年11月28日

出身地
伊勢国(三重県)

経歴
漢学を修めた後、太政官に奉職する。儒者土井〓牙に学び、東京で岩倉具視伊藤博文知遇を得る。明治31年衆院議員(自由党)に当選1回。また、字は実夫、号を錦山と称し、詩人として活動。漢詩や書に優れ、森槐南らと交友があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢土勝之」の解説

矢土勝之 やづち-かつゆき

1849-1920 明治-大正時代の詩人,政治家。
嘉永(かえい)2年3月7日生まれ。土井聱牙(ごうが)にまなび,東京で岩倉具視(ともみ)や伊藤博文の知遇をえる。明治31年衆議院議員(自由党)。漢詩や書にすぐれ,森槐南(かいなん)らと交友があった。大正9年11月28日死去。72歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。字(あざな)は実夫(じっぷ)。号は錦山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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