最新 地学事典 「知床硫黄火山」の解説
しれとこいおうかざん
知床硫黄火山
Shiretokoiozan volcano
知床半島の中軸上にある約30万年以降に生成した成層火山。気象庁の活火山名は知床硫黄山。サシルイ岳火山,羅臼岳火山,天頂山火山とともに羅臼-知床硫黄火山群と呼ばれることも。基盤は中新~鮮新世の緑色凝灰岩・泥岩・凝灰集塊岩などで,半島に沿い背斜軸を形成。火山は基底直径約12km,北西麓はオホーツク海,南東麓は根室海峡に裾野をひく。標高1,563m, 基底からの比高約1,000m。頂上に東岳の爆裂火口(直径1.2km)が北に開き,西壁上に南峰溶岩円頂丘が生じている。南側の南岳大火口(直径1.5km)は大崩壊によって西に開いたもので,火口底に海鼠
執筆者:勝井 義雄・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

