知足寺(読み)ちそくじ

日本歴史地名大系 「知足寺」の解説

知足寺
ちそくじ

[現在地名]岩出町吉田

吉田(よしだ)集落の西端にある。浄土宗。八王山青衣院と号し、本尊は阿弥陀如来。寺伝によると建暦年中(一二一一―一三)辛萱の建立という。境内に建暦三年銘の辛萱の碑伝形供養碑がある。その後火災にあい本尊も焼失してしまったが、一〇世弁道の時、熊野参詣の翁から当寺前方にあった八王(はちおう)山の閼伽井に仏像があることを告げられ、それを本尊として祀ったという。もとの宗派は不明だが、境内に寛文二年(一六六二)の年号のある「開山蓮社台誉」の名号碑があり、この頃浄土宗になったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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