短折(読み)タンセツ

デジタル大辞泉 「短折」の意味・読み・例文・類語

たん‐せつ【短折】

若死に。夭折ようせつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「短折」の意味・読み・例文・類語

たん‐せつ【短折】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 若死すること。早死すること。短命。夭折早世
    1. [初出の実例]「短折(タンセツ)天道のさだめたまふいのちのかずよりまへかどに死するをいふ」(出典翁問答(1650)上)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼下〕
  3. ( 形動 ) 長さが短いこと。短小なこと。
    1. [初出の実例]「左の第二指も短折にて用に足(た)たざれば」(出典:随筆胆大小心録(1808)八九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「短折」の読み・字形・画数・意味

【短折】たんせつ

短命。

字通「短」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android