石井潭香(読み)いしい たんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井潭香」の解説

石井潭香 いしい-たんこう

1806-1870 江戸後期-明治時代の書家
文化3年生まれ。はじめ市河米庵に,長崎で清(しん)(中国)の書家江芸閣(こう-うんかく)にまなんだ。天保(てんぽう)の末ごろ蝦夷(えぞ)地(北海道)松前藩につかえる。明治2年太政官(だじょうかん)官吏晩年はおおくの弟子におしえた。明治3年5月6日死去。65歳。江戸出身。名は徽言(きげん)。字(あざな)は士励。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android