デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石原倉右衛門」の解説 石原倉右衛門 いしはら-くらえもん 1827-1868 幕末の武士。文政10年生まれ。出羽(でわ)鶴岡藩(山形県)藩士。慶応2年藩中老となる。戊辰(ぼしん)戦争に際し,奥羽越列藩同盟の外国からの武器購入に関する新潟での会合に出席。帰路,越後(えちご)松ケ崎で新政府軍に遭遇,慶応4年7月25日戦死した。42歳。のち新政府から反逆首謀者の届け出を命じられた藩は,倉右衛門を責任者とし形式的に家名断絶とした。名は成知(しげとも)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例