石寺新市(読み)いしでらしんいち

日本歴史地名大系 「石寺新市」の解説

石寺新市
いしでらしんいち

中世、観音寺(かんのんじ)城下石寺地内、あるいは同所に近接して設けられたと考えられる市庭。保内商人と枝(えだ)村(現犬上郡豊郷町)の商人が紙の売買をめぐって争っているさなかの天文一八年(一五四九)一二月一一日、枝村惣中に宛てた六角氏の奉行人連署奉書案(今堀日吉神社文書)に「紙商買事、石寺新市儀者、為楽市条、不可及是非、濃州并当国中儀、座人外於令商買者、見相仁荷物押置、可致注進」とあって、枝村紙商人も当所においては保内商人と並んで紙売買を行うことが保障されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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