石寺新市(読み)いしでらしんいち

日本歴史地名大系 「石寺新市」の解説

石寺新市
いしでらしんいち

中世、観音寺かんのんじ城下石寺地内、あるいは同所に近接して設けられたと考えられる市庭。保内商人えだ(現犬上郡豊郷町)商人が紙の売買をめぐって争っているさなかの天文一八年(一五四九)一二月一一日、枝村惣中に宛てた六角氏の奉行人連署奉書案(今堀日吉神社文書)に「紙商買事、石寺新市儀者、為楽市条、不可及是非、濃州并当国中儀、座人外於令商買者、見相仁荷物押置、可致注進」とあって、枝村紙商人も当所においては保内商人と並んで紙売買を行うことが保障されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む