石崎郷(読み)いしざきごう

日本歴史地名大系 「石崎郷」の解説

石崎郷
いしざきごう

南北朝時代からみえる郷名。国富くどみ庄のうちに含まれ、江戸時代の石崎村、すなわち現佐土原下那珂しもなか東部に比定される。建武二年(一三三五)三月一日の足利尊氏寄進(丹波安国寺文書)によれば、丹波国八田やた郷の光福こうふく(のちの丹波安国寺、現京都府綾部市)に「国富庄内石崎郷」の地頭職が寄進されており、寄進の目的は得宗北条高時や同時に死去した一族らの怨霊を鎮めることにあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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