せきゆ‐タンク【石油タンク】
- 〘 名詞 〙 ( タンクは[英語] tank ) 石油をたくわえておく大きな容器。
- [初出の実例]「石油タンク設置に就ては、目下世上可否の説紛紛たり」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)四月一一日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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石油タンク (せきゆタンク)
原油や石油製品(ガソリン,灯油など)を貯蔵するための液体貯槽。石油備蓄基地などでみられるのは原油貯槽であり,精油所などでは石油製品用の貯槽が設置されている。円筒形で,屋根の形は平板,丸形,円錐形などである。安全性の面からは火災,地震,台風などによるタンクの破損に対して設計・建設上十分な考慮が払われている。JIS B 8501〈鋼製石油貯そうの構造(全溶接製)〉に規定があるほか,ボイラーなどに使用する燃料油用のタンクについては,消防法による貯蔵容量,設置場所,耐震,耐風圧,耐火災に関する詳細な規定もある。
→ガスホールダー
執筆者:日向 実保
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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