石瀬比古神社(読み)いわせひこじんじや

日本歴史地名大系 「石瀬比古神社」の解説

石瀬比古神社
いわせひこじんじや

[現在地名]輪島市町野町東

集落の南東鎮座。「延喜式」神名帳記載の鳳至ふげし郡九座のうち「石瀬イハセ比古神社」に比定されるが、諸岡比古もろおかひこ神社(現門前町)を同社に比定する説もある。祭神は石瀬比古神・酒解神の二柱。旧村社。「三州式内等旧社記」などによれば、かつては岩瀬宮と称し、岩瀬山(宮崎山または御鏡山とも)に鎮座していたといい、社蔵の弘治三年(一五五七)八月一〇日銘の勧請札は検討の余地があるものの石瀬比古神の台座を再勧請したとあることから、同年に山頂から町野庄惣社であったとされる八幡宮の社地に移ったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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