日本歴史地名大系 「石狩湾新港」の解説
石狩湾新港
いしかりわんしんこう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…その後漁業が振るわなくなって,水田を中心とする農業地帯となり,第2次世界大戦後は砂丘地への水田の造成も進んだ。1970年ごろからは札幌の近郊地として南西部に住宅団地の造成が進み,急速な市街化がみられ,また西部には石狩湾新港工業地域が建設された。【岡本 次郎】。…
…とくに積丹半島先端部の沖は,石狩海盆が入りこんでいて急深を示すが,湾奥は石狩平野に続く砂浜で,ゆるやかに深度を増す。砂浜は海水浴場になるが,湾の中央部に,掘込みと埋立てによる石狩湾新港が1973年着工で建設され,82年開港され,引き続き整備開発が進められている。札幌の中心部から15kmの位置にあり,長距離海運の最短ルートとなる日本海に面し,急増する札幌圏の物流需要に応え,港湾の背後に建設された工業流通地区での企業の集積は,全国でも有数とされている。…
※「石狩湾新港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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