石窟美術(読み)せっくつびじゅつ(その他表記)art of cave temple

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石窟美術」の意味・わかりやすい解説

石窟美術
せっくつびじゅつ
art of cave temple

石窟寺院の美術。窟院美術,千仏洞美術ともいう。先史時代の洞窟美術は含まない。インドに起源し,中央アジア,中国など広い地域に分布する。仏教関係ではチャイティヤ (祠堂) 窟とビハーラ (僧房) 窟の2形式があり,ほかにもヒンドゥー教,ジャイナ教関係のものがある。壁画を施した石窟もあり,内部の彫刻には塑像もあるが,石彫像が圧倒的に多い。美術上主要な石窟にはインドのアジャンタ,エローラ石窟,中央アジアのキジル千仏洞,中国の敦煌,雲崗,竜門石窟などがある。

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