岩石学辞典
「石英玄武岩」の解説
石英玄武岩
石英の斑晶を含む玄武岩.玄武岩中に石英があることは岩石学に顕微鏡が導入される以前から知られていた.ディラーは米国カリフォルニア州のシンダー・コーン(Cinder Cone)の岩石に関連して石英玄武岩という名称を最初に使い,この石英はマグマ性鉱物でシンダー・コーンの玄武岩は混成作用を受けた岩石で石英は捕獲結晶であると推測した[Diller : 1887].石英玄武岩は石英を含む玄武岩と定義され,この石英は熔蝕(corroded)されオージャイトの微結晶で囲まれた捕獲結晶か,少量のカリ長石とともに鉱物粒間を埋めるマグマ性物質である[Tomkeieff : 1983].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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せきえいげんぶがん
石英玄武岩
quartz basalt
斑晶として石英を含む玄武岩。石英は融食を受け,粒状輝石の反応縁をもつことが多い。この石英は基盤の花崗岩などに由来する捕獲結晶と考えられている。山口県萩付近に典型的なものが産する。
執筆者:大場 与志男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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