石蓴(読み)アオサ

デジタル大辞泉 「石蓴」の意味・読み・例文・類語

あお‐さ〔あを‐〕【石蓴】

アオサ科の緑藻海岸岩石に着生し、濃緑色で平たく、ところどころに穴がある。あなあおさ。 春》「―つく石にかなしや海苔のりつかず/虚子

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精選版 日本国語大辞典 「石蓴」の意味・読み・例文・類語

あお‐さあを‥【石蓴】

  1. 〘 名詞 〙 緑藻類海藻。各地の海岸で干潮線付近の岩石に付着し生育する。長さ五~二五センチメートル。形状アオノリに似て、へりに波形ひだがある扁平な葉状体だが、二層の細胞から成り、大小の穴が多数あいている。鮮緑色または黄緑色。乾海苔(ほしのり)やつくだ煮として食用にもするが、硬くてまずいため、多くは家畜飼料に用いられる。あなあおさ。《 季語・春 》〔日葡辞書(1603‐04)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「石蓴」の解説

石蓴 (アオサ)

植物。アオサ科アオサ属の海藻の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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