最新 地学事典 「石造文化財」の解説
せきぞうぶんかざい
石造文化財
masonry cultural assets
石を素材とした石造美術文化財で,銘文を彫っている場合が多い。対象とする製作時代は仏教伝来(飛鳥時代)~江戸時代とされる。形態から,層塔・宝塔・多宝塔・五輪塔・宝篋(きよう)印塔・一重塔・傘塔婆・自然石塔婆・角塔婆・板碑・無縫塔・石幢・石仏・石室・石橋・石燈籠・炉・水船・石鳥居・狛犬・石碑・石臼・露盤・台座・石壇の25種に分類される(『日本石造美術辞典』)。石材としては,初期には軟質な凝灰岩が使われ,その後花崗岩や安山岩が多用された。
執筆者:加藤 碵一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

