石鏡(読み)いしかがみ

精選版 日本国語大辞典 「石鏡」の意味・読み・例文・類語

いし‐かがみ【石鏡】

  1. 〘 名詞 〙 つやつやした石の表面に影が映ること。
    1. [初出の実例]「影はそれかや石鏡(いしかがみ)変はれる姿は恥づかしや」(出典:叢書本謡曲・千引(室町末))

せっ‐きょうセキキャウ【石鏡】

  1. 中国、江西省北部、廬山の崖にかかる丸い石。鏡のようによく物をうつすという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「石鏡」の意味・わかりやすい解説

石鏡
いじか

三重県東部、鳥羽市(とばし)の一地区。志摩半島の北東端にある海女(あま)と漁師の人口約700の集落で、パールロードが通じるまでは平家落人(おちゅうど)伝説がある秘境の地であった。漁港があり、磯(いそ)釣りと新鮮な魚貝類を供する民宿による観光化が進み、ホテル保養所も多い。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android