砂見村(読み)すなみむら

日本歴史地名大系 「砂見村」の解説

砂見村
すなみむら

[現在地名]大山町砂見

くろ川の支流砂見川の左岸標高約五〇〇メートルの緩斜面にある。北は小谷おたに村、東の尾根を越えると熊野くまの川谷の手出ていで村・赤倉あかくら村に出た。正保郷帳の高七一石余、田方一町二反余・畑方三町五反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高九三石、免四ツ三歩、小物成は山役一一六匁・鍛冶炭役二〇匁・炭役一三匁(三箇国高物成帳)。天保一一年(一八四〇)の高免帳(杉木家文書)によれば、元禄七年(一六九四)山崩れと土不足により四八石が減石となり、享保八年(一七二三)一石の増石により草高四六石となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android