研精(読み)ケンセイ

精選版 日本国語大辞典 「研精」の意味・読み・例文・類語

けん‐せい【研精】

  1. 〘 名詞 〙 くわしく研究すること。こまかく調べること。
    1. [初出の実例]「龍門初降化、禹穴漸研精」(出典:文華秀麗集(818)中・賦得司馬遷〈菅原清公〉)
    2. 「相公大に悦て、かきいだきかいなでて、漸(ようよう)研精(ケムセイ)せしめ給ければ」(出典北野天神縁起(鎌倉初))
    3. [その他の文献]〔後漢書‐盧植伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「研精」の読み・字形・画数・意味

【研精】けんせい

くわしくしらべる。〔後漢書、盧植伝〕少(わか)くして玄と(とも)に馬融に事(つか)へ、能く古今の學にじ、を好み、句を守らず。

字通「研」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む