研覈(読み)けんかく

精選版 日本国語大辞典 「研覈」の意味・読み・例文・類語

けん‐かく【研覈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「覈」はしらべる意 ) 事実をくわしく調査し明らかにすること。研究。
    1. [初出の実例]「披竹帛而澄心。抑是非之易研覈也」(出典本朝文粋(1060頃)三・鳥獣言語〈菅原淳茂〉)
    2. [その他の文献]〔張衡‐東京賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「研覈」の読み・字形・画数・意味

【研覈】けんかく

しらべ明らかにする。〔後漢書張衡伝〕衡、巧を善くし、尤も思ひを天陰陽に致す。~に乃ち陰陽を覈し、(せんき)(天文を観測する器)の正を妙盡して渾天儀を作る。靈罔論をはし、言甚だ詳なり。

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