硝子張(読み)ガラスばり

精選版 日本国語大辞典 「硝子張」の意味・読み・例文・類語

ガラス‐ばり【硝子張】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ガラス板を張ってあること。窓や戸などに一面ガラスがはめこんであること。
    1. [初出の実例]「酔興の余りガラス張(バリ)障子を破りて」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)
  3. ( 形動 ) (比喩的に、団体運営政治のやり方などが)秘密主義でなく、だれにもよくわかり明朗であること。
    1. [初出の実例]「余りにもガラス張りになっているこの政治生活の台所では」(出典:陣笠(1953)〈辻寛一〉代議士稼業精算書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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