硫セレン銀鉱(読み)りゅうセレンぎんこう

最新 地学事典 「硫セレン銀鉱」の解説

りゅうセレンぎんこう
硫セレン銀鉱

aguilarite

化学組成Ag4SeS,針銀鉱族の鉱物。単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a0.4248nm, b0.6943, c0.8004, β100.103°,単位格子中4分子含む。新鮮なときは輝鉛灰色,さびて鉄黒色,金属光沢,骸晶状十二面体結晶など。劈開なし,硬度2.5, 比重7.40~7.53(測定値),7.65(計算値)。可切性。金銀鉱脈鉱床から自然銀・針銀鉱・脆銀鉱・淡紅銀鉱・ピアス鉱などの銀鉱物や,方解石・石英などとともに産出。北海道光竜鉱山から報告がある。原産地のメキシコ,San Carlos鉱山の監督者P.Aguilarにちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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