硫酸水素塩(読み)リュウサンスイソエン

化学辞典 第2版 「硫酸水素塩」の解説

硫酸水素塩
リュウサンスイソエン
hydrogensulfate

MHSO4硫酸塩硫酸に溶かすと得られる.水に易溶で,水溶液は酸性を呈するものが多い.硫酸塩に比べて融点が低く,硫酸水素塩を熱すると,まず水が放出され,二硫酸塩を生じ,さらに熱するとSO3を放って硫酸塩となる.これを利用して,Al,Ti,Zr,Feのほか,塩基性金属元素のリン酸塩酸化物スラグなどの試料硫酸水素カリウムを加えて400 ℃ で融解し,水溶性の硫酸塩にかえることができる(硫酸水素塩融解).分析用融剤として用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む