硬石山(読み)こうせきやま

日本歴史地名大系 「硬石山」の解説

硬石山
こうせきやま

豊平川の北岸にあり、標高三七一メートル。当山で採掘された石材は札幌硬石とよばれ、早くから玄関の石段墓石などに用いられてきた。この札幌硬石は後期中新世の地層群である砥山地層群堆積末期に貫入した石英安山岩で、現在はコンクリート骨材としての需要が高く、大規模な採石(東側が中心)が行われ、山容は一変している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android