硬膜外モルヒネ投与法(読み)こうまくがいモルヒネとうよほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「硬膜外モルヒネ投与法」の意味・わかりやすい解説

硬膜外モルヒネ投与法
こうまくがいモルヒネとうよほう

癌性疼痛の治療法の一つ。脊髄に近い硬膜外に細いチューブを挿入してモルヒネ注入し,神経麻痺 (まひ) させて鎮痛効果を得る方法。1日の注入で 12時間以上効果が続く,筋肉注射などに比べて1日に使用する薬の量が少なくて済む,何回でも繰り返し投与できるなどの利点があるが,入院が必要で入浴外出外泊も制限される,手技難しいなどの欠点もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む