精選版 日本国語大辞典 「碧桃」の意味・読み・例文・類語 へき‐とう‥タウ【碧桃】 〘 名詞 〙① 白色の桃の花。または、白色の桃の実をいう。はくとう。[初出の実例]「宗長法師来、扇一本遣レ之、碧桃、茶等持来」(出典:実隆公記‐明応八年(1499)三月一四日)「紅桃に、碧桃をつぐ心也。碧は、白と云心なり」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)[その他の文献]〔許渾‐洛陽城詩〕② 桃の実の一種。青みがかったものか。また、仙人の食用とするものとも。〔本草綱目‐果一〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例