碩儒(読み)セキジュ

精選版 日本国語大辞典 「碩儒」の意味・読み・例文・類語

せき‐じゅ【碩儒】

  1. 〘 名詞 〙 ひろく深い学問を身につけた学者。大学者。大儒。鴻儒
    1. [初出の実例]「喚明経碩儒鴻生殿。逓令論義」(出典続日本後紀‐承和二年(835)八月戊寅)
    2. 「自昔者孔門七十子之徒大賢碩儒不多」(出典:古学先生文集(17C後頃)三・弁)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐荀爽伝〕

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普及版 字通 「碩儒」の読み・字形・画数・意味

【碩儒】せきじゆ

大儒。大学者。晋・寧〔春秋穀梁伝集解の序〕興りてより以來、(くわいばう)(名望)碩儒、各を信(の)べ、是非錯(ふんさく)し、準裁定むる靡(な)し。故に子異同の論、石渠爭のり。

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