磁区図形(読み)ジクズケイ

化学辞典 第2版 「磁区図形」の解説

磁区図形
ジクズケイ
domain pattern

強磁性体の磁区を示す図形.きれいに磨かれた強磁性体表面に強磁性体微粒子を含む液を塗ると,微粒子は表面の磁壁にそって集まる.これを顕微鏡で見た図形が磁区図形である.微粒子が磁壁にそって集まるのは,磁区の自発磁化は表面に平行なので磁極は表面には存在しないが,磁壁では磁極が表面に現れるために表面に磁場を生じるので,強磁性体の微粒子はそれに引きつけられて集まるのである.磁区図形は,1931年にF. Bitterが強磁性体の表面を機械研磨して観測したのでBitter図形といわれたが,その後,W.C. Elmoreは機械研磨によって生じたひずみ電解研磨によって除いて,非常に明瞭な磁区図形を観測することに成功した.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む