20世紀日本人名事典 「磯部保次」の解説 磯部 保次イソベ ヤスジ 明治〜昭和期の実業家 東京瓦斯常務;衆院議員(政友会)。 生年慶応4年7月26日(1868年) 没年昭和3(1928)年12月4日 出生地常陸国(茨城県) 学歴〔年〕慶応義塾〔明治24年〕卒 経歴明治24年播但鉄道に入り、28年東京馬車鉄道に転じ、のち同社が合併して東京鉄道と改称し、42年取締役となる。43年同社が東京市に買収されると安楽兼道らと千代田瓦斯を設立し 45年これが東京瓦斯に合併され取締役となり、のち常務に就任したが、第1次世界大戦に際し料金値上げに絡んで発生した東京市会疑獄に因り引責辞職した。他に三ツ引商事専務、吾妻川電力会社専務、旭工事社長など多数の会社の重役を務めた。この間、41年から衆院議員(政友会)に当選2回。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「磯部保次」の解説 磯部保次 いそべ-やすじ 1868-1928 明治-昭和時代前期の実業家,政治家。慶応4年7月26日生まれ。明治28年東京馬車鉄道にはいる。41年衆議院議員(当選2回,政友会)。42年東京鉄道の取締役。43年千代田瓦斯(ガス)を設立し,後身の東京瓦斯の常務となった。昭和3年12月4日死去。61歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。慶応義塾卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by