礼扇(読み)レイオウギ

デジタル大辞泉 「礼扇」の意味・読み・例文・類語

れい‐おうぎ〔‐あふぎ〕【礼扇】

年始その他祝儀に配る安物扇子
出家は―あつらへ」〈浮・一代女・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「礼扇」の意味・読み・例文・類語

れい‐おうぎ‥あふぎ【礼扇】

  1. 〘 名詞 〙 盆や正月に寺から檀家へ贈る粗末な扇。また、一般に年始やその他の祝儀にくばる扇。
    1. [初出の実例]「ふるき綿帽子に寺の礼扇(レイアフキ)を持添、袂よりつなぎ銭取出し」(出典浮世草子好色二代男(1684)五)

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