祐宜(読み)ゆうぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祐宜」の解説

祐宜 ゆうぎ

1536-1613* 戦国-江戸時代前期の僧。
天文(てんぶん)5年生まれ。真言宗紀伊(きい)根来(ねごろ)寺(和歌山県)において日秀,頼玄らにまなぶ。郷里下野(しもつけ)(栃木県)にかえり,金剛定寺住持となり,講義をおこなう。慶長11年京都智積院(ちしゃくいん)2世となった。慶長17年11月11日死去。77歳。俗姓は深沢。字(あざな)は長善。著作に「理趣経秘伝鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android